COLUMN  色々と気になること

BUSINESS FOR PUNKS


 
Business for Punks は、起業家で投資家のマーク・サンボーンが書いたビジネス書です。本書では、サンボーンは従来のビジネス書とは一線を画す、パンク精神に基づいたビジネス哲学を説いています。彼は、従来のビジネス書では「ビジネスとは、リスクを冒さず、確実に稼ぐこと」だと教えられてきたが、それは間違っていると主張しています。彼は、ビジネスとは「リスクを冒し、大きなことを成し遂げること」だと主張しています。
サンボーンは、パンク精神とは「既成概念に挑戦し、新しいことを恐れない精神」であるとしています。彼は、パンク精神こそが、ビジネスで成功するための鍵だと主張しています。
本書では、具体的に以下の内容について書かれています。

  • リスクを恐れない
  • 新しいことに挑戦する
  • 既成概念に挑戦する
  • 従来のルールを破る
  • 自分の信念を貫く
  • コミュニティを大切にする
  • 情熱を注ぐ
  • 楽しむ

本書は、従来のビジネス書に飽きた人、ビジネスで成功するための新しい方法を探している人におすすめのビジネス書です。
 
読み応えのある1冊です。

 

投資的発想(再掲載)


投資的物事の考え方は、何かに投資する前に、その物事の価値を評価することです。これは、その物事の将来性や収益性、そしてリスクを慎重に検討することを意味します。何かに投資するときは、失う覚悟が必要です。しかし、投資的物事の考え方に基づいて投資すれば、リスクを最小限に抑えながら、より大きな利益を得ることができる可能性があります。
投資的物事の考え方は、あらゆる分野で適用することができます。たとえば、ビジネスにおいては、新しい事業に投資する前に、その事業の将来性や収益性を評価する必要があります。また、個人においても、株式や債券などの金融商品に投資する前に、その商品の将来性やリスクを評価する必要があります。
投資的物事の考え方は、決して簡単ではありません。しかし、この考え方を身に付けることで、リスクを最小限に抑えながら、より大きな利益を得ることができる可能性が高くなります。
 
50兆円のタンス預金が眠っているとも言われている日本。昨年ぐらいから投資に対してよく耳にすることですが、そもそも日本のお金に対する教育が欧米諸国のようになされていない中...非常に難し転換の一つではあります。敏感な若い人達はすでに理解もできて実績をあげていると聴いています。タンス預金に関しては、実際若い人達ではなく、高度成長以降しっかり働いてきた世代なのではないのでしょうか。なので今更投資へと世の中が動いたとしても、資金を持たないこれから世代が敏感になったところで微々たるものなんでしょうね。資産運用と投資効果に関しては当事者の窓口となるスタッフでも予想もアドバイスもしっかりできない状況はまだまだ続いています。自力で勉強して、自力で資金を運営しないとある一定には到達しないのが現状です。株価の動向をここ数年見ていますが...厳しいのが現状ですね。ある程度チャレンジが増えないと好転もしない感じです。

 

空間における音楽(再掲載)


音楽は空間に大きな影響を与えることができます。空間の雰囲気を作り出し、人々の感情を刺激し、記憶を呼び起こし、スペースの目的を明確にし、人々をスペースに引き付けるのに役立ちます。
 
たとえば、レストランでは、リラックスした雰囲気を作り出すためにクラシック音楽を使用したり、エネルギッシュな雰囲気を作り出すためにアップテンポな音楽を使用したりすることができます。人々の感情を刺激するためにも使用することができます。たとえば、病院では、リラックスした雰囲気を作り出し、患者がリラックスして回復するのを助けるためにクラシック音楽を使用したり、エネルギッシュな雰囲気を作り出し、患者が気分を良くするのを助けるためにアップテンポな音楽を使用したりすることができます。
 
 記憶を呼び起こすためにも使用することができます。たとえば、バーでは、ノスタルジックな雰囲気を作り出し、顧客が楽しい思い出を思い出すのを助けるために懐メロを使用したり、エネルギッシュな雰囲気を作り出し、顧客が踊って楽しむのを助けるためにアップテンポな音楽を使用したりすることができます。
 
 スペースの目的を明確にするためにも使用することができます。たとえば、教室では、勉強する雰囲気を作り出し、生徒が勉強に集中するのを助けるためにクラシック音楽を使用したり、リラックスした雰囲気を作り出し、生徒がリラックスしてリラックスするのを助けるためにアップテンポな音楽を使用したりすることができます。
 
 人々をスペースに引き付けるためにも使用することができます。たとえば、ナイトクラブでは、エネルギッシュな雰囲気を作り出し、人々が楽しくて踊りに来るようにするためにアップテンポな音楽を使用したり、リラックスした雰囲気を作り出し、人々がリラックスしてリラックスするようにするためにクラシック音楽を使用したりすることができます。
 
 空間の雰囲気を作り出し、人々の感情を刺激し、記憶を呼び起こし、スペースの目的を明確にし、人々をスペースに引き付けるのに役立ちます。
 
たくさんの建築家・デザイナーなどこの業界は様々。空間づくりは、音楽やファッションなどの文化の合流地点でもあり様々な視点で向き合いたいと考えています。
 正解など無い世界ですからしっかり何かの価値観が共有できる方々と結びつくことが大切だろうと考えて色々と日々研究を始めています。 
 日本国内というよりも全世界共通項と捉え、垣根ない発想で表現していければいいのかな。
 
 音楽も世界共通なのでその空間の状況にあった音楽をさりげなく奏でたいものですね。空間をより良い状態に保つための一つのエッセンスです。

 

リフォーム・リノベーション・リモデル


空間におけるパーツの修繕・交換はリフォームと言われる範囲と認識している。リノベーションの発想は、愛着のある家を心地よく住むために行う改装工事であると区別していて、愛着のない空間をあたかも愛着を感じるように個人的価値を求める改装を行う行為だとも思われるリモデルは、愛着の無い新しい空間を希望的かつ理想的な空間を作り直し、愛着を深められるように、最初のインスピレーションだけで作られていく感じるところに葛藤が起こる。この部分は提案側の思考に左右されることが多い。なぜなら予算的な部分の縛りの中、できること、できないことがあるからだ。そうなると表面的なとこだけに着目され、あたかも満足いくように出来上がったかのように完成しているが...のちに起こる問題点はそもそも解決できていない。なので空間におけるもともとの構造に着目しながら進めて考えてくれる企業がもっとも愛されるような現状となっている。とはいえまだまだこの部分は同業種を見ても商業業的で少し気に入らないのが本音だったりする。笑

 

Roland TR-808 40周年 現在43周年


ローランド TR-808 は、1980 年にローランドが発売したリズムマシンです。当時、メモリのコストが高かったこともあり、ローランドの開発陣はサウンドにサンプルを用いるのではなくアナログ合成を使用することになりました。いくつかの嬉しい「アクシデント」を経て、独自のトランジスターをいくつも活用した独特のサウンドを作り出し、808独自の音の世界を築いていきました。とはいえ「伝統的」または「現実的」なリズム・サウンドを正確に再現する楽器ではなかったので、当時はほとんど相手にされることがなく、発表以来の製造台数は約12,000台に留まりました。 しかし、TR-808 のサウンドは、デトロイト・テクノやハウス、ヒップホップなどの新しい音楽ジャンルを生み出すミュージシャンたちの間で徐々に注目を集めるようになり、1980年代後半から 1990年代にかけて、ヒップホップの黎明期に大きな影響を与えました。TR-808 の独特の音は、パブリック・エナミーの「パブリック・アフェアーズ」、アンダーグラウンド・ヒップホップグループの 2 Live Crew の「Me So Horny」、エミネムの「Lose Yourself」など、多くのヒット曲で使用されています。
TR-808 は、ヒップホップだけでなく、エレクトロニック・ミュージック全般にも大きな影響を与えました。デトロイト・テクノのプロデューサーであるケン・ラッセルは、TR-808 のサウンドを「ドラムマシンのビートが電子音楽の音を定義した瞬間」と表現しています。
TR-808 は、発売から 40 年以上経った今でも、世界中で愛されているリズムマシンです。その独特のサウンドは、ヒップホップ、エレクトロニック・ミュージック、そしてポップスなど、あらゆるジャンルの音楽に影響を与え続けています。
 
日本が世界に誇るドラムマシン「TR-808」が発売から40周年がたち、今年で43年。今もなお根強いファンが多いドラムマシンでもあります。最近はテレビなどでも特集があったりと何かと露出が多いマシンです。当然のように今は生産されていないので、クローン機が出回り当社にも一台存在しております。当時は全く売れずに90年代初期からHIPHOPやHOUSEで使われるようになり売れ出し今に至る感じですね。印象に残るのは、やはり、YMOの『千のナイフ』あとはマーヴィン・ゲイの『Sexual Healing』のイントロも印象的。最近では、サカナクションの『ナイロンの糸』のイントロも808の音源に近いものだと思われます。

 

ERIC CLAPTON


書き出すとキリのない題目になりますが
出会いは16歳ぐらいの頃。当時洋楽の音楽はFMラジオから流れてくるかレコードを買って聞くかの時代。洋楽もようやく日本に流れてくるぐらいの時代でした。あとは先輩方から教えてもらう為にカセットテープに録音してもらうという手法しかなくて。
選択する余地もない時代でしたから、耳に入ってくるもの、先輩や友人から渡されるものを選ぶことなく...すべてを聴いて消化不良になるぐらいの音楽の数を聞いていましたね。
クラプトンに関しては遅くて、高校の2年ぐらいの夏に友人からクラプトンのアルバムを借りてどっぷりハマったのを覚えています。ジャンル的には、ブルースとか...ロックだとか。
聴いてきた歴史が長いのでここでは細かくは話しませんが、基本的に好きなのはDEREK&THE DOMINOS時代からE.C WAS HEREぐらいがのクラプトンが好きで、いつも聞いています。もちろん近年の成熟したクラプトンも好きですが、70年代あたりのスリリングな頃が最高に好きですね。今もよくレコードで聴くので、どうもアナログの周波数の感じが耳に馴染んで、ギターのフレーズの歪み具合だのにこだわって聴いています。
 
基本的に日曜日の夕方からにクラプトンを聞くことが多いですね。サザエさん的な...日曜日が終わる寂しさと、新たな1週間が始まるはざまを埋めるかのごとく。笑
 
Bell Bottom Blues / DEREK&THE DOMINOS
Little Wing / DEREK&THE DOMINOS
Have You Ever Loved A Woman / ERIC CLAPTON
Presence Of The Lord / ERIC CLAPTON
 
この辺りが週末ソング。

 

アート・リンゼイ + 坂本龍一


当社のアトリエ事務所の壁にも貼っています。
多くは語られていないアート作品。
自分で見たままつくりました。
実際のバランス的なものは若干違いますが。
感覚的なものが好きで...
坂本龍一氏のNYのアトリエの壁に貼ってありました。

 

インテリア


ペルシャ絨毯とギャッベとか最近はカジュアルなラグも多く使い勝手も様々。元を正せばキリがありませんが、柄や肌触りがいいものは値段を見るとなかなか簡単には手が出せないものばかり...部屋の装飾の一部として考えるには欲しいモノの一つですね。床に敷くもよし、壁にかけるもよし、見ても楽しめる柄や風合いは心安らぐアイテムの一つになりますね。エリッククラプトンや最近では国内のミュージシャンもお気に入りのラグをステージ上に敷いてライブをされるのがよく見受けられます。

 

お花見日和


近くの公園まで散歩しながら桜を拝見してきました。
何とも綺麗な桜の花が満開近くまで迫っていました。
色々と大変だったこの数年の思いを忘れてしまうぐらいの桜の様相でした。
学生の頃に学んだ古典の詩を思い出す感じでしたね。
 
春暁 / 孟浩然
春眠不覚暁 春眠暁を覚えず、
処処聞啼鳥 処処啼鳥を聞く、
夜来風雨声 夜来風雨の声、
花落知多少 花落つること知る多少。

 

書籍 / デザイン全般


20世紀を代表する世界的な家具のデザイナー。ハンス J. ウェグナー。Yチェアは有名ですが、『PP501/PP503』(ザ・チェア)は、1960年にアメリカ大統領選でのテレビ討論の際、ジョンFケネディ大統領が使用して有名になったというう話もあります。パリのエルメス本店のカフェにはPP503が置いてありました。彼の作品はあまり主張しない静かなデザインでフォルムも美しいのが特徴です。この入手困難な本ですが当初は手に入れ安い金額で普通に買いましたが...ネット検索してもわかる通りかなりの高額な価格の本になっています。会社に2、3冊あったのですが、どなたかに貸し出しをして現在は1冊のみ手元にあります。

 

SAKE


 
大好きな日本酒のお酒。ずっと楽しめるお酒があるのは幸せなこと。
とにかく飲み干したい酒。多分、これだけでもいける感じの1本。
美味しいご飯は、おかずを必要としないと言われることと同じような。
まあとにかく飲んでみてほしいお酒です。
この福岡では、久山の久山酒店に専用の冷蔵庫があるので
その中から美味しそうなお酒を選んで飲んでいただければ幸いです。
ご紹介したい1本ですね。
親切な大将がいますので色々と尋ねられたら楽しいと思います。

 

書籍 / デザイン全般


細かいことは抜きにして、実際青山アパートが実在している頃によく行っていた空間の写真集のような書籍。今となっては表参道ヒルズとして安藤忠雄氏が再開発を手がけられた。ヒルズの外観東端の1棟が忠実に再現されています。近代的な青山の街並みが徐々に変わってきて今見てもなんとなく残像が残っているのは自分だけなのかな。東京に行く楽しみでもありました。今のような味気ない建物ではなく、それこそデザインや機能性に優れていたアパートでもありましたね。徐々に住む空間から小さなお店へと入れ替わり、街の発展と共に商業空間としてのニーズが出てきて変わって行った理由がよくわかります。

家具/チェアー


デザイナーのピエール・ジャンヌレは、ル・コルビュジエの従兄弟。コルビュジエがチャンディーガル都市計画の際に、現地の現場監督はジャンヌレ。事務所でもパートナーだったんでしょうね。そのインドの現場で使うために現地で大量に調達できる材料でこの椅子が生まれました。現在はインドのバンガロールにある工房Phantom Handsで作られています。意外と知らない事実が建築業界には面白いエピソードがたくさんあります。今だからネットで簡単に調べられるので我々自身も再認識することも多々ありますね。なぜ愛されたのかとか、時代背景的に何が起こってできたものなのかとか...インテリアや建築業界には興味深い話がまだまだたくさんあります。

 

書籍 / デザイン全般


シャンブル・ドットは民宿のこと。パリの日常。アパルトマンの窓からの眺め、古い階段、屋根裏部屋...シャンブル・ドットで過ごす旅のひと時というような内容の写真多めの本です。次に海外に行くならフランスかな。ようやく行って楽しめそうな感じです。しかしこの本がいつのまにか...書棚に入っていていつ買ったのかはよく覚えておらず、仕事上何かの役にたったのかな...とか思いながらちょいちょい見てます。笑

 

家具/チェアー


バウハウス出身のハンガリーの建築家。マルセルブロイヤーのデザインする金属パイプで形つられるの椅子。通称ワシリーチェア(クラブチェアB3)ユニークなのが自転車のハンドルに着想してできた作品であるところ。まあ実際座るとわかりますが、シンプルでしなやかでなんとも優しい座り心地の椅子です。昔はよく建築事務所のオフィスとか、商業施設のちょっとしたカウンタースペースで見かけていましたが、やっぱりゆっくりと食事をしたりする家のリビングとかダイニングに欲しい椅子の一つです。

 

空間における音01


空間の定義だけで ニュートンとライプニッツの話まで溯ると志向の捉え方で大きく変わるところでもあると言うことまでで押さえ。笑。考えるところでの『空間と音』は、空間で響く自然の音、静寂にも音があり、自然に流れる音のような気配や視覚的なモノを捉えて色々と考えて見ながら生活を実感する。そんな感覚で空間にまつわる音と題してコラム掲載をしていければと。様々な音、音楽と空間に感化された一人として。空間づくりに向き合う姿勢も垣間見れれば良いかなと...少しづつ掲載しながら考えていきます。

 

書籍 / デザイン全般


光と水そして色彩をとてもメキシコの風土にあった表現で空間を奏でたルイス・バラガン(1902-88)。メキシコを代表する建築家。この業界に入った頃からいつも見ていた本でもあり、とても発想を掻き立てられるデバイスとして手放すことのない1冊です。かなり付箋もついていて未だに見ることが多い。この色彩で商業空間を考えたことは無いのですが、いつも気になるのが水の演出具合と塗料の発光度合いなど考えると、日本という風土やライフスタイルで表現するにはとても厳しい部分が多々ありますね。まあ自宅でと言う意味においては表現できるのでしょうけど。いつか思いっきりつくりたいですけどね。

 

書籍 / デザイン全般


ルイス・カーンはアメリカの都市計画を得意とする建築家。『視覚が生じたとき、視覚の最初の瞬間は美の自覚でした』なんとも印象的な言葉。彼は僕から見ると確実に古典的、哲学者的のような存在。創造する建築物には思想がしっかりと備わっている。作り出す空間は自然にあるものではなく、つくられたものであるからこそ、そこで建築家は空間の美を伝えなければならない人間であると断言しているぐらいに、空間の美を追求していた建築家でもある。またルイスは、以下の言葉も残している『科学は、そこにあるものを見いだすが、芸術家は、そこにないものをつくりだします。』ルイス・カーンは興味のある話がたくさんあるのでネットで検索して見てください。

 

空間における音04


クロード・ドビュッシー。ドビュッシーが生涯愛してやまなかったのは、文学と美術です。特に気になるのは彼の部屋に飾られた木彫の仏像や葛飾北斎による浮世絵『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の絵など...かなり日本の芸術品にも興味を示していたと言うところでもあるし、印象派と呼ばれることを嫌う彼の中には情緒や精神がからみあった深い世界観があったからです。取り巻きも芸術家が多く、美術品の収集には生活を脅かすほどの興味を抱いていたようです。もちろんサティとも似ていますが、様々なエピソードとは裏腹に楽曲はとても美しいものが多いのが特徴。音楽の授業でよく聴く『月の光』などは彼の代表作です。亡くなる直前の『遊戯』も好きな曲の一つです。幻想的で美しい曲でありながら、美しさや楽しさ、寂しさや悲しみが一つの楽曲の中にバランスよく込められている作品は今もなお聴く時間があります。

 

空間における音03


エリックサティ。ちょっと本人のことを調べても分かる通り、変わった作曲家であるとの文面がたくさん残っています。しかしながら初めて聴いた時の印象は子供ながらいい評価でしかなかった。寂しくもあり、ゆとりもあり、のどかでもあり。初めて聴いた耳障りのいい音楽でした。のちに色々と彼のことを調べると(当時はインターネットがなかったので...)、面白く感じられるエピソードも多々あり、人間らしさを感じます。作家のジャン・コクトーや画家のピカソらとともに、バレエ「パレード」の制作に取りかかるなど、積極的に制作活動に励むようになりました。また1920年ごろにはカフェやレストランで流れるような、誰の気にも留められない「家具の音楽」を提唱しました。この概念は、現在のイージーリスニングやBGMのルーツと言われています。実際の生活の女性や宗教やお酒にまつわる話とはちょっと縁遠そうな音楽で作品自体からはあまり想像できない。無調音楽としての先駆けとして、ラヴェルやストラヴィンスキーなどの後世の音楽家に大きな影響を与えた人物でもあります。

 

空間における音03


毎日の生活の中にはお茶とお香は欠かさず嗜む。起きて一番にたっぷりの緑茶をいただき、お香を焚く。(お香は焚くと言いますが、面白い話、お香を聞くとも言います。)少し心落ち着かせるものとしてこの時間はできるだけつくるようにしています。効能とかまつわるお話とかもたくさんあるのだろうけれど、シンプルにその時間を楽しむと言う作業のひとつです。1日の始まりでもあり昨日までの自分とは違う今日と向き合うためのルーティンになっています。好きな音楽を聴きながら煙草を燻らせる唯一の至福の時間。1日の始まりはに心地い時間を。香老店舗松栄堂、平等寺の零陵香、高良霊香、日本香堂の司薫、薫玉堂など様々な香りを気分と状況に合わせて調和させております。

 

音楽 / 坂本龍一の緻密さに惹かれる


1980年にリリースされたアルバム『B-2UNIT』。未だに聴いている。なぜかここ数年で一番気に入っているアルバムでもある。もちろんほとんど聴いてはいるけれど、2017年にリリースした『async』は何か近いものがあると感じて...ふと昔のアルバムを聴き比べている感じです。同期的音楽の代表でもあるYMOとは全く異なる非同期的でもあり感情的で情緒的でもある。彼の作品の中でもとても人間らしくて大好きなアルバム。レコードで聴くと音が尖ってなくて耳触りがいい。テクノ的な音の要素があるからこそアナログで聴くとハイテクサウンドの良さが引き立つのかも。ジャンルは全く違うけれど、坂本龍一氏の音楽制作に対する数々のアプローチやプロセスなどは全て自分の仕事にも多大な影響をもたらしてくれる。考え方やプロセスはとても緻密でそんなところが共感できる。

 

書籍/自己啓発


自己啓発という言い方はもう古いのかな?笑。まあでも自己啓発本の最高峰だと思っていますけどね。ナポレオンヒルが20年書けて書き上げた成功するための哲学本。あの大谷くんも読んでいた。願望と思考のバランス取れると目標を達成するという定義かな。願望の設定と自分の理想、そして過去における失敗を噛み締めながら達成へと導く考え方を教えてくれます。もう何年も前に読んでたけれど、最近になって読み返したくて再購入。まあ夢や希望を叶えるために読んでみてください。

 

書籍 / まずは自分の認識や解釈の確認が必要になってくる時代


我々は短い人生を受けているのではなく、我々がそれを短くしているのである。我々は人生に不足しているのではなく濫費しているのである。セネカの言葉。まあここ数年のバイブルでもありますが、なんせローマ時代と今とでは時代が違うと言われればそうなのですが、全て過去の歴史の延長線上でいきているということは事実。いろんな切り口で人生を捉えられると、社会情勢にとらわれることなく生活ができるのではないでしょうか。長年のファンでもある渡部昇一先生の書籍です。
 

 

書籍 / まずは自分の認識や解釈の確認が必要になってくる時代


最近は社会的に問題が浮き彫りになってニュースを賑わせているようですが、少し自分たちの中で考え方や認識を情報に振り回されることなく解釈しておく必要があるのかと。ちょっと前に出版された書籍ですが、なかなか興味深いものでしたので学生時代の哲学の授業を思い出す感じで...常に時代背景と関連して変化しているカテゴリーなので、新しい価値観や考え方が必要な時代に入ってきたのかもしれませんね。ご興味がある方はぜひ。